自分で治す努力を! 線維筋痛症の患者さんに捧ぐ

線維筋痛症になったら〜他力本願

まず薬で痛みを抑える

 もし慢性的な疼痛があったら病院へ行って診てもらいます。当たり前ですね。
そこで線維筋痛症と診断されたら、医師の言葉に従い、まずは薬で痛みをコントロールしましょう。しかし思うように痛みの取れないこともあります。人によって薬の効き具合が違いますので、医師と相談しながら合う薬を選んでもらいましょう。昔と違い今は研究が進んで良い薬があります。
焼き芋売りクマ
 思うように痛みが取れないと、『もうこのまま治らないのでは』と心配になりますが(私がそうでした)、この病気は決して治らないものではありません。必ず治るんだと信じて、前向きに行きましょう。具体的にどんな薬が効くとは言えません。根気よく薬を調整して痛みを抑え、少しでも不安を減らし、硬くなっている心を柔らかくします。心を伸びやかにおおらかにすることが肝要です。

同じ病気の患者さんより情報を得る

 線維筋痛症は意外と知られていない病気です。中には関心を示さない医者もいると聞きます
。特に薬が効しないときなどは、病院を変える勇気も必要かもしれません。ではどこの病院が良いのか?
ここはやはり同じ病で苦しむ患者さんから情報を集めるのが近道です。線維筋痛症に関するサイトは沢山ありますが、情報の多さと信頼から言って、線維筋痛症友の会(FMS−J)がよろしいかと思います。私も会員になっています。掲示板を見たり、時折患者どうしの懇親会を開いたりしますので、そこで情報を得られると思います。

線維筋痛症友の会(FMS−J) 線維筋痛症と言ったらまずこのページから。友の会会員になると定期的に会報が送られてきますので、会員限定の最新情報が得られます。
サクラサク! 線維筋痛症など原因不明の慢性疼痛に関して、その発症からの状況や治療の経過が細かくつづられているピアノさんのページ。そんなつらさに対しても前向きな姿勢には頭が下がります。
線維筋痛症 実際の現場でこの病に取り組む篠ノ井総合病院の浦野先生のページ。線維筋痛症に関して、大変丁寧かつ解りやすく紹介されています。線維筋痛症ニュースや学会発表もあります。
慢性疼痛&依存症の広場 管理人さんの過去から現在に至るまでの症状や、細やかな薬,通院履歴などが紹介されています。慢性疼痛の情報交換のできる掲示板もあります。


 この病気については家族が解ってくれない場合があります。病院で調べても悪くないと言われたときなど、「怠け者!」となじられたり文句を言われ、その疎外感,孤立感から絶望的になることもあります。
例え理解を示してくれても、その痛みまで解れと言うのは不可能でしょう。そのようなときこそサイトを訪れ、“先輩”の意見に耳を傾けてみましょう。決して一人ではないんだ、仲間がいるんだと思えれば安心できます。何よりも肩の力を抜いてラクに行きましょう。

他の治療も受ける 

 病気は病院で治すもの、薬でラクになるもの。そう信じて疑わない人がいます。かつての自分もそうだったのですが、もし一年以上病院に通っても症状の改善が見られない場合は、早めに考えを変えたほうが良いでしょう。薬だけで何とかなるのは軽い場合であり、重い場合はそれだけで治すのは困難です。
 ではどうすればよいか?病院の治療や薬を飲みつつ、自己治癒力を高めるような他の治療を受けることが大事です。例え薬を飲んでいても、最終的には自分の治す力(自己治癒力,自然治癒力)で病気を治すわけですから、自己治癒力が弱いと軽い病気も治りません。全身のバランスを整えてそのようなパワーを引き出す必要があります。
 
 それには鍼灸,指圧,整体,オステオパシー,カイロプラクティックなどや精神療法,心理療法,物理療法,食事療法,各種ヒーリング、はたまた気功体操やヨーガなどあります。いろいろあって迷いますが、どれが一番とは言えません。そこの治療院や主催者が充分に線維筋痛症に関する知識を持っているかを確認してからお願いしましょう。治療の方法によっては、かえって悪くなる場合もありますので注意が必要です。
 病院を選ぶ以上に難しいかもしれませんが、皆さんがご自分でトライしてください。30箇所以上回った人もいますが、数箇所は覚悟して回りましょう。私が治るきっかけになったのも、これらの治療のお蔭ですので、あきらめずにあせらずにのんびり行くことです。

家族や友人に癒やしてもらう

 先にも触れましたが、家の者は何かと非協力的な場合が多いです。辛抱強くあきらめることなく説得して、この病気や自分のおかれているつらい状況を理解してもらいましょう。解ってもらえるだけでも救われた感じがするものです。

 痛みがあったり身体がだるく気分が優れないと出不精になりやすく、高じると引きこもりになることもあリます。身体の許す範囲で、ドライブやショッピングに連れ出してもらい、気分転換を図り、いつもと違う空気を吸いましょう。楽しいおしゃべりやおいしい物を食べるのも悪くありません。

 もしさらに協力が得られるのなら、痛むところに軽く手で触れてもらうと症状が和らぐことがあります。押すと痛んだり、触れる手に力が入ると効果が出にくくなります。両者がリラックスした状態が理想です。できれば20分ぐらい、服の
上からではなく、直接肌に触れるとより効果的です。結構長い時間ですので疲れますが、お願いしてみましょう。

 わがままはいけませんが、少しの甘えは必要です。この病気になる人の傾向として、周りに対してうまく甘えられなかったり、人から何かしてもらうのを悪いことだと考えるタイプが多いように思われます。周りの人はそれほど迷惑には感じていないものですブランコクマ。人はだれでも皆弱い存在です。弱くたって良いじゃないですか、強がる必要はありあません。ラクに行きましょう
一人の力には限界があります。家族一丸となって病気に当たりたいものです。そして治ったらたっぷり恩返しをしようじゃありませんか。