|
| ★ | プラーナってなに? | ★ |
皆さんの身体には血管や神経などが、全身に亘ってくまなく張り巡らされています。それは周知のことですが、それらと同じように全身を流れているエネルギーがあります。そのエネルギーはまだ科学的に解明されてはいませんが、気功や太極拳,ヨーガを修する者達の間では、何千年も前からその存在が認められ、健康のために扱われていました。
その目には見えないエネルギーを“気”と呼んでいます。この“気”にはいくつかの種類,レベル,次元の異なるものがあります。『プラーナ』と言うものもこの“気”の中の一つで、この世の生きているすべてのものに存在しています。
| ★ | プラーナの流れと健康について | ★ |
プラーナは『生命エネルギー』と訳されることが多く、人の身体はもちろん、自然や地球、さらには宇宙にも偏在すると言われ、我々の心と身体に多大な影響を与えています。その流れが強くよどみが無ければ、免疫力や自己治癒力が高まり、心身ともに健康でいられます。
しかしその逆に、心身の安定を欠いたときにプラーナは弱体化します。
肉体的アンバランス(過度の労働、不自然な姿勢など)、精神的ストレス(イライラや気苦労など)、心的ショック(肉親との死別など)などにより、プラーナの流れが弱まったり滞ってしまいます。
すると流れの悪くなった部分の生体活動レベルが弱まり、自律神経,内外分泌や免疫機能といった生体の恒常性機能が低下して病的状態になります。その状態が一時的であれば自然に回復しますが、長く続くとプラーナの流れが戻らずに病気になります。
ことに脳の働きに影響を与えますので、うつやパニック障害などの心,精神的な病気の場合は、100%プラーナの乱れが見られます。
| ★ | どうやってプラーナを整えるの? | ★ |
プラーナはインドのヨーガの中から生まれたものです。ヨーガでは、身体には数万通りのプラーナの流れる経路があると考えます。血管や神経などと違い、決まった場所に常にあるものではなく、そのときの体調や心の状態で経路は変化するものです。
また鍼灸で考える経絡も“気”の流れ道ですが、それとは次元が異なります。
人により、そのときにより流れが変わるため、施療するポイントも常に変わります。いかにそのポイント〜プラーナの途切れた経路を的確に見つけられるかが重要です。プラーナは目で見ることはできませんが、専門のトレーニングを受けたものには、超感覚により感じることができます。

超感覚により見出したポイントに施療者が指頭を持ってプラーナを送ることで、その流れが改善され、本来の流れがよみがえり、生体が持つもともとの力によって病気は次第に好くなっていきます。
例えて言うならば、配水管の詰まったところを直すことで、全体の流れが良くなるのと同じです。この場合は重力が流れの原動力ですが、プラーナの場合は自然に備わった生命力がその元となります。