向上の道標〜初級 

 霊性を育てる
クンダリニー編 


◎クンダリニーの調整

 この世界に入って来る人の大半は、肉体的,精神的に何らかの悩みを抱えています。

 健康で悩みのない人生を送っている人はまず近寄りません。心身の不調も医学で何とかなる段階ならこちらに来る事はありません。病院はもちろん、整体やらヒーリングやら何やらやりつくして、なおも治らないで苦しんでいる人や、出口の見えない人生に悩んでいる人達が救いを求めて来ます

 それらの中にクンダリニーの覚醒によって、難治的症状を呈している人達がいます。

 ある人は事故で尾骨や脊椎に衝撃が加わった事が原因であり、ある人は出産が原因であり、ある人はヨーガや精神修養などの修行が原因で発症します。その覚醒,発症は修行の有無や霊格の高低に関係なく起こります

 一度目覚めるとそれを制御する事は難しいことです。なぜなら、そのエネルギー自体はブッディーランク以上の霊性と深い関わりがあるからです。

 そのために薬やサプリメントでは治りませんし、肉体的な治療や心霊的(気功やスピリチュアルヒーリング)なものでのエネルギー制御は不可能です。
 
 クンダリニー自身は霊性の成長を望みます。それは自然の摂理と言えます。霊性の進化の度合いに合わせてクンダリニーを発達させれば、何ら問題は起こりません。

 しかし事故などで、あるいは霊性を無視して強引に目覚めさせた場合は、クンダリニーの働きにアストラルボディーが適応できず、心身に地獄のような苦しみをもたらせます。

 当院にも自称クンダリニー症候群の人が来ますが、大半はプラーナや霊性の症状であったり、心霊的な症状〜アストラルランクの心霊に、偽のクンダリニー覚醒感覚を感じさせられる〜であり、本当にクンダリニーによる症状の人はわずかです。

 クンダリニーが中途半端に動き出すと、チャクラ(その人の霊性によってポジションが違う)の働きが悪くなります。そのチャクラの影響下にある身体(脳,神経や骨格,筋肉,内臓など)がダメージを受けます。さらにチャクラの弱体化は、プラーナの流れを阻害して様々な二次的な被害を与えます。これが複数の異なる症状を生み出す元凶なのです。

 このような人が霊性の向上を求めるとき、先ずはクンダリニーをコントロールして落ち着かせる必要があります。それにはプラーナの調整と、霊性をクンダリニーに同調させてコントロールします。

 そして日常生活が普通に送れるようにし、さらに修行ができるようなコンディションを作ります。そこまでするのに時間のかかることもありますが、一旦コンディションが出来上がると成長は早いです。

 クンダリニーは通常はスシュムナーを通りますが、霊性が適応しないと途中で立ち往生します。それが苦しみの原因ですが、そのために行き場を失ったクンダリニーはビンガラやイダーのバイパスから抜けて行き、事なきを得ます。ところがこのバイパスをもふさがっている場合があり、それが何十年もの苦しみとなるクンダリニー症候群なのです。

 ビンガラやイダーの抜けを良くし、クンダリニーの発達に霊性を同調させると症状は落ち着きます。しかしそれで完治ではありません。

 おとなしくなったかに見えるクンダリニーは突然息を吹き返し、まるで生き物のように大暴れを繰り返します。それ以上苦しまないために、霊性をコントロールしなければなりません。

 クンダリニーは“信仰”と“セックス”の影響を受け、それらを理解していないとコントロールできません。そのどちらかが欠けていてもクンダリニーの指導はできません。

 これらはタブーであり決して表に出せない内容です。密教であり、口伝であり、文章として残される事はありえません。世に出ているクンダリニーの本は、すべて真実をぼかして書かれています。そのあいまいな表現を曲解した連中がタントリック=セックスと取り違え、セックス教団と化していくのです。

 クンダリニーはいろいろな意味で非常に危険です。だから『導師について習え』と言われているのです。


◎まとめ

 このような感じで月に1〜4回一緒にトレーニングをして、後は自宅で自分独りで行ってもらいます。人によってそのメニューは違いますが、出来れば1時間半ぐらいは頑張って行じるようにしてください。残業や家事その他の理由で、「毎日1時間半も取れねぇ!」ってな人は、あせらずのんびり行きましょう。

 毎日10分でも構いません。例え少しでも前進する気持ちがあれば、そのうち何とかなるものです。1日に1ミリ前へ進めば1年で365ミリ進めます。10年なら3650ミリ以上になります。何もしなければそのままの位置にいることでしょう。10分でも行えば、3年後にはまったく違う人になっているでしょう。

 霊性はそんなに簡単に向上しません。変化が現れなくてもあきらめてはいけません。そして命が続く限り高める努力をするべきです。たまには休む日もあるでしょうが、毎日こつこつと積み上げていくことが肝要です。その積み重ねがいつしか、何年か何10年後かに必ず実を結ぶ事でしょう。

 きれいな花を咲かせ、美味しい果実をいただくには、土壌作りから始めましょう。何事も足場作りが大切です。

 『桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18 年』などと言われています。私のような“大馬鹿”でも、“柚子”のごとく続けていれば何とか実が生るようです。

 物事がある形になるまでは思いの他時間がかかるものです。直ぐに結果が現れなくても投げたり腐ったりしないで頑張りましょう。

 始めの一歩からアストラルを超えるまで、この基礎、基本がもっとも重要なのです

 アストラルランクの後半になってくると、それまで漠然として何処へ向かったらよいのか不安を持っていた人は、ようやく“この道”を行けば良いのだという安心感が得られるころです。

 例えると、濃い霧が晴れて一本の道が現れ、そのかなたに自分が進むべき入り口が、おぼろげながらも見えるような感じです。あと少しで入り口にたどり着けます。

 そして感情が安定してきてストレスが減り、他人を許せるようになります。少しずつ自分が見え始め、過去の自分のおろかさなどが解ってきます。これが結構恥ずかしいものです。

 以上トレーニングに関して説明しました。次はこれらのトレーニングと並行して、霊性の向上を邪魔したり重荷になる“アストラルの住人”たちが、どのようにして求道者に関わってくるか、それをどう防御するかなどを解説する『向上の道標〜心霊』です。そのおぞましき心霊との関係を、自分で処理できるようになれば初級はクリアーです。ガンバロー!。


向上の道標〜心霊

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